東京の街を見ると、女性が大変美しくなりました。それは、ファッションがすばらしくなったからでしょう。パリ情報を見ても、けっして見劣りしていません。自然さと自由さを抜いて考えれば、一部では、ニューヨークよりも進んでいるかもしれません。今日ではT.P.Oと言う言葉を知らない人はすくないでしょう。日本人特有のマナーや、T.P.Oも独自のものが暗黙のうちに出来上がって、「結婚式なので...」「パーティーなので...」と言って洋服を持って、アクセサリーの品々をコーディネートしに御来店下さる方々もふえました。

アクセサリーってなんだろう?

アクセサリーとは、附属品や飾りの品々と言う言葉なので、コスチュームアクセサリー、ルームアクセサリー、カーアクセサリーなどいろいろなアクセサリーがありますが、コスチュームアクセサリーを一般的に、アクセサリーと言われているようです。

高級なアクセサリーは、ジュエリーショップで商なわれ、安価な、装身具のみをアクセサリーと言い、アクセサリーショップと言われる店で商なわれています。

高価な宝石(ダイヤモンド、ルビー、エメラルドなど)をプラチナ、ゴールドなど貴金属で加工した品々でも、今日免税価額(37,500円以下)で、店により売られているようです。むしろ、洋服などの方が10万〜20万はざらにして、ファッションショーなどの洋服は、1,000万〜2,000万とするものを装う方々もふえつつあるそうです。

洋服や季節、T.P.Oにかなっていて、装う方を一層美しく見せる役目をはたせるものなら高価・安価を問わず、美しいアクセサリーと評価されてよいと思います。

アクセサリーって何でできているの?

多くは、プラスチックのような品々と思われていますが、多種多彩な材料・材質があります。素材名と使用法、材質を簡単に説明いたします。

A. 金属部分の材質

プラチナ(Pt800・Pm900と刻印有り)

銀色をし、高価なため、高級装身具に使用されています。

ゴールド(金)

イエローゴールド(K24・K18・K10など刻印有り)とホワイトゴールド(WG575)の2種類の色の金があります。これは、合金の金属の種類により、それらのもつ特有の金属色のために、イエロー系の色とシルバー系の色の金にわかれます。金と人間との歴史は長く、それは、加工が楽で、耐久力も優れているので、リングやネックレスのような体に直接付けるアクセサリーとして、カジュアルな物からゴージャスな装身具まで、幅広く加工されています。

シルバー(SV・SV925/銀)

プラチナにはない渋い輝きが、ファンの多い理由でしょう。洋銀製品には私達のあこがれのスプーン、ティーポット、キーホルダーなど家庭用品から、装身具までたいへん楽しませてくれますが、毎日の手入れを怠れば、銀特有の酸化のため、美しく見えなくなります。温泉などでは使用できず、不便と言えば不便な素材です。

スターリングシルバー(925)は、純銀が大変に柔らかなために純銀で加工された製品が変形しやすいため、合金にした銀の含有率が書かれています。純銀を1000としたとき925が銀で、外75は合金属を混ぜています、という刻印です。

金や銀に見える金属(メッキ・ハリ)

安価なアクセサリーは、真ちゅうや、ブロンズ・鉄など低金属で製作された品物に、さび予防や耐久性をもたせる意味でメッキや張りの技術を使って、金や銀の持つ美しさを与えられた品物もあります。

メッキとは、Gold platingと言われ、台金の表面に薄い金の膜を電気分解により電着させた製品を言います。

張りとは、ロールドゴールド・ゴールドフィルドで、片面あるいは両面上に金、あるいはその合金の地金を熱と圧力によって接着させたものを、ロールにより圧延して薄い板金をした製品を言います。金張りの製品には、分数とカラットとが記号で表わされています。分数とは、製品の全量に対する張り合わせた合金の目方を示し、カラットは張り合わせた合金の純分を示しています。

真ちゅうは銅と亜鉛の合金、ブロンズは銅・錫・亜鉛の合金です。

お手入れのコツ:メッキの方が張りの製品より金などの厚みがうすいので、大切にあつかいましょう。汗をかく季節にはとくに、使用した後、ガーゼなどで汗をとりましょう。

装身具には、付ける場所で名前がついています

  • A. 頭部:ティアラ・ヘヤーコーム・帽子ピン・ヘヤーピン
  • B. 耳:イヤリング・ピアスリング・イヤークリップ
  • C. 首:ネックレス
  • D1. 手首:ブレスレット
  • D2. 腕:アームレット・カフス
  • E. 指:リング・エンゲージリング・カクテルリング
  • F. 胸元:ブローチ・ジャケットピン・タイピン・タイタック・コサージュ
  • G. 足首:アンクレット

B. 宝石

天然で産した美しく高価なもの。

貴石:ダイヤモンド・エメラルドなど

半貴石:ラピスラズリ・メノーなど

C. 天然素材

アイボリー(象牙)

オフホワイトの美しい色は、夏にはかかせない装身具の素材です。アフリカ象やインド象の牙を言います。加工しやすいので、ネックレス・ブレスレットなどが製品化されています。重さや、加工代金で価値がきまっているようです。代用品も多く出まわり(他の動物の骨、ラクトと言われる樹脂など)安心できる店で買いましょう。汗などで黄色く変色した場合、専門店では、再度、漂白してくれます。夏の前に、漂白に出して白い色を夏に楽しみましょう。

コーラル(サンゴ)

赤・桃色・白のまろやかな色と、膚ざわりは、昔から女性に大変いとおしがられております。長崎や沖縄などに旅行をすると、名産として売られています。小笠原附近・長崎・鹿児島が有名で良質のサンゴが取れます。サンゴは、サンゴ虫の軸骨です。ハワイのみやげもので見る黒サンゴは、ウミカラマツで、貴重サンゴとは別種です。サンゴも、真赤な品は高価なため、宝石店であつかわれていることもあります。自然な樹のネックレスは、夏にはかかせないアクセサリーですし、まるく磨かれた玉の何列ものネックレスは、フォーマルな装いに、個性的なファッションに幅広く利用できます。

パール(真珠)

日本では、養殖で真珠が作られています。その技術はすばらしく、近年南洋パール・黒パールまで、養殖で作り出しています。ナチュラルパールを見ることはむずかしくなりました。パールは冠婚葬祭の時の服装の必需品なので、ネックレス・イヤリング・指輪などをお持ちの方が多いでしょう。

カイパールは、養殖パールの芯である核と同じ材質の貝の核に、パールエッセンスの加工をした品物、その他プラスチック・ガラス・陶器など、パールの良さを楽しみたくて作られています。

ネックレスの種類

チョーカー/ユニフォームサイズ

一連の全部の玉の粒の大きさが等しいサイズのネックレス(36〜42cm)

グラデュエーション

中央の1個が大きく順次少しずつ小さくなるネックレス

カメオ

サーモン色の上に、白色の美女の横顔、イタリアのおみやげで見かけるとおもいますが、シェルカメオと言います。メノーなど宝石材のものや、モールデットカメオ(型流し)、プレスビカメオ(型押し)のイミテーションカメオもあります。

シェル(貝)

貝の持つスタイルの美しさを、そのままに加工した製品や、金属に美しい貝の部分をはめ込んだ象眼(ぞうがん)加工など材料として昔から利用されています。

べっ甲

かんざし・くしというイメージがありますが、天然素材の洋服のブームで、愛好者が増えています。あめ色や斑のある褐黒色のこのアクセサリーは、一見プラスチックの様に見えますが、軽くてやわらかな膚ざわりは、プラスチックとは一味ちがう良さがあります。海ガメでタイマイの甲羅を加工したものです。インドネシアや南太平洋諸島が主な産地です。和甲と呼ばれる海ガメですが、タイマイというカメとは異なる種類のもので、代用品として加工されています。やはり本物の方が軽くて、美しいとのことです。

水牛(水牛の角)

一見、べっ甲のようです。安価なので、イヤリングやネックレス・ブレスレットをよく見かけます。重いことが弱点です。

アンバー(こはく)

ソ連やドイツに旅行をされた方はかならずといっていいほど、おみやげ店でみかけるトパーズ色の軽い装身具は、アンバーです。3000万年前の松柏類の樹脂の化石になったものです。昆虫や植物片が入っていたりすることがあります。再成こはくは、こはくが250℃〜300℃で溶解するため、小片を溶解し固めたもので、アンブロイドと言います。品物としては変りなく、美しいのでその方がよいと思います。

その他の素材

  • ラクダの骨(象牙の代用品として加工)
  • プラスチック
  • ラクト(カゼイン樹脂)
  • ガラス
  • 布・せんい
  • 陶器
  • 花(ドライフラワー・小麦粒パンフラワー)

種々の素材をつかって装身具が作られています。

どうすれば美しく装えるのかしら?

アクセサリーは、洋服の欠点や、体の欠点をかくす意味で付ける場合と、他の所に注意をひく意味で付ける場合があります。どんな場合でも一番大切なのは、T.P.O(時・場所・目的)を充分理解した上で、無理なく、コーディネートすることです。そして、自分はトラディショナルにしたり、又はスポーティ、ロマンチック、セクシー、エレガントにと方針をきめて、個性にみあったアクセサリーを見つけることが大切です。お店の方に、洋服を持参して相談することも良い方法の一つでしょうが、店の方にすすめられるままに、付けすぎることのないように注意して下さい。

アクセサリーをとりかえることによって、ショッピングスタイルでも、パーティーや、PTAなどに出席するファッションに変身できます。これがアクセサリーの利点です。大いに利用して、一枚の洋服を気分を変えてたのしんで下さい。

新宿間税会に入会しませんか?

消費税に関する知識習得、異業種との交流、税制への提言など、様々な活動に参加できます。

入会のご案内