婦人部コーナーでは、祝福された方々の為に、生活をたのしく人間らしい生き方の一つの方法として、こんなことしてみたらと提案しております。今どこか、たのしくないと思っていらっしゃる方、チョッと一服の時にでも、読んでいただければ幸いです。
おしゃれのすすめ
前回の「たっくす」では、健康でなければ人生は楽しくない、健康な体を維持するには、良く体を動かすこと、スポーツを始めてみたらと提案いたしました。60才からでも出来るスポーツ、仲間の出来るスポーツ等お始めいただけましたでしょうか。
毎日よい汗流して頭をつかう、体も心もやわらかくなり、快適な70才80才をむかえる秘訣だそうです。今回はこの「頭をつかう」方法を考えてみました。
おしゃれも健康の秘訣
毎朝、「何を今日着ようかしら」「この色のブラウスと、このスカートの色で合っているかしら」「今日の午後は買物だけど何を着ようかしら」「美容院に行くけどどんな髪の色にしてもらおうかしら」 ── 自然につかっているこの頭の体操、これが大変頭の為によいそうです。
精神科の先生で北杜夫さんの弟さんは、母が元気で長生きしたのは、毎日おしゃれすることをたのしみにしていたからで、食事の支度を行うことやおしゃれをすることが、頭や気持を若くたもつのによいと言っておられます。
宇野千代さんが、先日 anan というごく若い方々の雑誌の中で「毎日、何を着ようか、たのしみで……。一日何回も着替える日もあるの」とか「まだまだ着物が沢山あって長生きしなくちゃ」と話されておりました。文筆活動を御元気でなさる彼女は、さして、スポーツをしておられるようには、お見うけできませんが、あれだけお元気なのは、そのおしゃれをしよう、したいと思う気持が、お若くさせていると思います。
貴女は、おしゃれか?
ところで「たっくす」をお読みの貴方は?
- おしゃれ好きですか?
- 街に出るのがたのしいと思いますか?
- その時、すぐ着がえて出かけますか?
- 自分に似合うもの知ってますか?
- すきな色ありますか?
- 自分はよいセンスだと思いますか?
全部「はい」と答えていただけると女性として楽しんでこられた方だということです。四つ五つでしたらまだよいのですが、一つも「はい」がない方がいらしたら、この方が問題です。
確かに、私達は、お風呂に入っている時以外は、何かを身に付けています。しかし、考えて下さい。何でも着ればいいのでしょうか?
たとえば、黒猫がいます。彼女が、三毛猫に恋をしたとします。いいなあ白い所があってと思っても、彼女は一生、黒猫なのです。地球上の生き物の大半は、神よりあたえられた形から変ることが出来ません。ゆいつ人間だけが、着るという方法で、自分の力で、変えることができるのです。個性を入れるたのしみを味わえる。人間としてのたしなみが、おしゃれなのです。
なぜ、おしゃれをしないのかしら
- おしゃれに罪悪感がある。たとえば、お金をそんなことへつかえない。化粧は特別の仕事の人がするものだ。結婚した女性はきかざってはいけない。
- おしゃれがへたと家族に言われ、何を着てよいかわからない。
- 今さらこの年で、とか。
- おなかもでて、ぶかっこうだから。
- 毎日きれいな物を着て、よごすのがいや。
- 方法がわからない。
以上の理由で、おしゃれをしていないと思われる方、実は心の病気です。リラックスして生活を生きること、楽しむことが出来ない人、家族や回りの方々を愛していない人、自分の存在が何か気付かない人、愛されていることに気付いていない人のような気がします。
罪悪感のある方は、この世代に実は大変多いのです。日本の歴史は、長い間男性中心、家中心でした。女性は死ぬまで女、美しいのがなぜ悪いと真剣に思いましょう。若い時は何もなくても美しいけど、年とともに肉体はおとろえますが、教養が身に付くと、いろいろの美しい色や、良い布が、良い仕立がわかりはじめテクニックで、女性らしくすることが出来るようになります。
コンプレックスのかたまりになってしまった貴女は、御主人や子供達からプレゼントをいただく事です。「私に何が一番あっているか、選んでもらいましょう。」そして、一度は素直に着て下さい。近所の人に何かを言われるのが心配なら、その時、主人にプレゼントされたのと言って、幸せをみせびらかして下さい。この元気が必要です。
「今さらこの年で」と言いますが、結婚した時以来、主婦は家庭が職場。朝起きた時から明るく元気に家族とすごす主役。家族を愛していれば、美しくしているのがあたりまえで、女性は55才の定年を主婦としてはさせてくれないのですから、今さらはあり得ません。
洋服を着る時のワンポイントアドバイス
洋服を着るときの大切な事を簡単にアドバイスしてみたいと思います。今の洋服じたい、男性の洋服からアレンジされたもので、スポーティーなのです。ですから、いかに女性らしく装うかが大切となります。それには、歩き方、姿勢が洋服を着ても女性らしく、優雅さを残す一番大切な事となります。
ファッションショーのモデルの歩き方の必要はありませんが、まず、姿勢を良くして、頭や肩が左右、前後に歩くたびにゆれないように、鏡の前で歩いて下さい。手を軽くふってまっすぐに歩ける。これだけでも充分体の為には良く、何割も美しく見せられます。
それから、自分の体に合った下着をさがして下さい。美しい装いには、やはり、基礎として美しいボディーが必要です。バスト・ウエスト・ヒップ。人体は、曲線をえがかなければいけません。それには、矯正が必要となるのです。
体型が整ったら
上着には
Tシャツ・ブラウス・トレーナー・ジャケット・ジャンバー・セーター
スカートには
プリーツ・ギャザー・タイト/長さ:ミニ・ミディー・ロング・シャネル
パンツには
スリムストレート・ブーツカット・サブリナ・ショート
その他
ワンピース・ジャンバースカート・オーバーコート
その中から、その日の予定、気分などに合わせて、私達は組合わせるのです。そして、出かける時は、バッグや靴そしてアクセサリー・帽子、個性や能力に基づいて増えていきます。
ブラジャーと、パンティーその上に、スリップのような洋服がすべりやすい下着だけで十分でしょう。あまりかたいガードルで腰をおさえるより、正しい姿勢で、歩く時にお腹に力を入れて歩けば結構出なくなります。冬の場合、寒い寒いと言って下着の数を重ねたり、厚手の下着を着るよりも、上着の数を多くすることも、ファッショナブルに見せる方法ですから。
楽しくなった方へ
大切なのは毎日の何の予定もない日、そんな時こそ、洋服に変化をつけて、家族や自分が楽しむ必要があると思います。
朝起きると、たまにはお掃除が終るまで、スポーツウエアーを着るのも良いと思います。午後は、誰かが顔を出しても、いつも奇麗と言われるように、外では一寸派手と思われる色の組合わせをした洋服を。そして春とか夏とかシーズンを考えて、楽しい色を着てみては。
毎日、何か変化をつけて同じ服を着ない気持が大切です。奇麗、若いとか言われはじめると、自分を大切にしたくなりますし、昨日より今日もっと奇麗になろうと思いはじめます。「お母さんきれいネ」と言われてごらんなさい。とっても楽しいですよ。
読者プレゼント
「あふたぬーん」という雑誌を創刊いたしました。60才以上のファッションアドバイスと健康アドバイスの本です。この先を知りたい方へ先着50名様にプレゼントいたします。
葉書で「あふたぬーん」希望と書いて申し込み下さい。
希望締切:9月30日まで
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株式会社 光藝