新年のご挨拶

新宿間税会 会長 田尾 有一

新宿間税会々員の皆様、 明けましておめでとうございます。

平成六年の新春にあたり謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

旧年中は、会員皆様方の一方ならぬご支援、ご協力を賜り、つつがなく会務を遂行できましたこと、 衷心より厚く御礼申し上げます。

昨年来、長期低迷する不況のまっ最中、マスコミ等の経済見通しも悲観的な報道ばかりで、人々の不安心理を益々増大させるばかりでございます。

然し乍ら、 不況下でも業績を延ばし、利益の拡大を計る企業も多々有ります。

経費の削減を計り、 ただ耐えるだけでなく周囲に惑わされず積極的に不況を生き抜く手段を講ずることこそ肝要かと思います。

長年続いた、 自民党による一党政権から、国民の強い期待を担って誕生した細川内閣に対して、 尚一層の景気対策を切望する次第であります。

皆様も御承知の通り、 具体的景気対策として所得税減税を望む声は強く、 政府としても企業々績の悪化に伴う税収不足との観点からその対策に苦慮いたしております。

我国の税収は直接税70%、間接税30% と直接税のウェートが高く、納税者の税に対する負担感はかなり高いものがあります。

加えて経済動向に左右される現行制度を見直そうという動きが鮮明になってきております。

私達と最も深い関係にあります消費税々率の引上げが検討されるのも痛税感を緩げ、税収の安定を計ることが狙いと思われます。

税金の負担は低い方が良いことは、衆目の一致する所でありますが、 国家財政の根源を成すものであり、適正な負担は国民の義務として当然のことです。

私達税務協力団体の一員として、無駄のない公平な税制改正を強く望む次第であります。

歳月の流れは早く、瞬時のうちに一年が過ぎ去り、強く望んでいた会員の増強も余り成果が挙がっておりません。

本年も多難な一年とは思いますが、会員の増強を中心に会の運営に精一杯頑張っていく所存でございます。

何卒、皆様方の一層の激励と御協力を賜りますようお願い申し上げます。

終わりにあたりまして、 会員皆様のご健勝を心からお祈り申し上げまして、新年のご挨拶といたします。

新宿税務署長 神谷 修

明けましておめでとうございます。

謹んで、新年のお祝いを申し上げます。

新宿間税会の皆様方には、ご家族の皆様とお揃いで新春を健やかにお迎えのこと、心からお慶び申し上げます。

昨年一年間、署の事務は、 内外とも、 円滑に能率よく進んできました。

これは、皆様のご理解とご協力の 「和の賜物」であると感謝いたしております。

特に、 小田急百貨店で開催されました秋の税を知る週間の [TAX フェアー'93]では、新宿間税会から [ジュエリーショウ] に参加して頂き大変好評を得、 ありがとうございました。

納税者、納税協力団体などとの協調・信頼関係は、一日にしてなるものではありません。

出逢いを大切に、 紙一重の前進の集積によるものであると思っております。

新年を迎えて、あらためて 「出逢いの場を大切にしていかなければ」 と思います。

その中で、 社会経済の動きにも対応し、ことに当たって行きたいと思います。

幸い、 昨年は、 皆さんと会議あるいは座談会の場で語り合いながら、 楽しく過ごさせていただきました。

今年も、皆さんと同じ輪の中で〈ワイワイ、ガヤガヤ〉 楽しく行きたいと思います。

どうぞ、よろしくお願いいたします。

いずれにいたしましても、昨年来からの一連の税制改革の議論のなかで、 税に対する国民の関心は、ますます高まっていくものと思います。

そうした状況にあって、 私ども税務に携わる者は、経済情勢の変化に対応して、より適切な事務運営に努めるとともに、適正かつ公平な課税の実現に向けて、 更なる努力を傾注して参りたいと存じます。

前年にも増して、皆様のご協力とご支援を賜りますようにお願い申し上げます。

新しい年の始めに当たり、 新宿間税会のますますのご発展と、 会員の皆様のご健勝、 事業のご繁栄を心から祈念いたしまして新年のあいさつとさせていただきます。

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