ブックタイトルtax-vol.47-2005-a
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6コラム生活習慣病の予防と改善~食と運動を見直そう~監修者袢賣羹手((柏伊勢崎佐波医師会病院成人病検診センター長)肥満、高血圧症、糖尿病、高脂血症など、いわゆる生活習慣病は長い間の生活習慣の偏りから疾患が形成されると考えられます。近年、遺伝子研究の発達により生活習慣病は、一般的に遺伝子による影響が約3割、生活習慣による影響は約?割の比率である。と考えられています。偏った生活習慣を続けていると10年後に検査値に異常が現れ、そのままの生活を続けていると、更に10年後に病気という形で現れます。30歳代から生活習慣を改善しなければ50代の生活習慣病の予防はできないといえるでしょう。今回は、生活習慣病のなかで「高脂血症」を取り上げ、食事・運動療法においてすぐに役立つ予防対策を紹介し、安全で効果的なポイントを整理しました。.高脂血症「高コレステロール血症」心筋梗塞の多い欧米では、心筋梗塞発症の危険因子として「肥満」と「高コレステロール血症」が挙げられています。特に小児肥満が若年発症の心筋梗塞の原因となり、最近の日本での小中学生の検査結果からも高脂血症、脂肪肝等が増加しています。食事の内容を注意することにより、改善が可能な生活習慣病です。日本では、最近団塊の世代が更年期を迎えるようになり、中年女性に多くみられ、話題となっています。総コレステロール値のみ上昇していて、標準的な体重・喫煙しない人でHDLコレステロール(善玉)が多いタイプは、あまり心配がありません。(急に心筋梗塞にはならないと考えられます。)このタイプは、日本の女性では痩せ型体型の人で更年期前後によくみられます。ほかの心筋梗塞の危険因子がない場合は、運動を心がけバランスのよい食事(低脂肪、高食物繊維)をして様子をみてください。1. 食事療法(1)動物性脂肪の多い食事を少なくする。(コレステロール[悪玉]が多い)・料理法直に焼く(油を流す) ・煮る(溶けた油を取り除く)(2) (1)を実行しても、総コレステロール値が低下しない時・植 物性、魚の油脂も減らす…油脂を多く摂取すると、脂肪分解のため胆汁が多く分泌される。(胆汁は肝臓でコレステロールを原料に合成される。)(3)食物繊維を多くとる・料理法加水加熱後、煮汁ごと摂取…水溶性繊維の効果を引き出す。・食物繊維は、毎日・毎食、食べる。脂肪を少なく、食物繊維を多くとること。両方を同時に実行すると、コレステロール値の低下が可能となリます。.2. 運動療法運動だけでは、コレステロール値の低下は認められない。何らかの食事指導が加わることで、初めてコレステロール値が低下します。