ブックタイトルtax-vol.8-1985-a

ページ
2/12

このページは tax-vol.8-1985-a の電子ブックに掲載されている2ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

tax-vol.8-1985-a

こ挨拶着任の御挨拶淀橋税務署長伊東稔博暑さ厳しい折から、会員の皆様にはますますご健勝にてご活躍のこととお慶び申し上げます。私は、この度の定期異動により、藤沢税務署長から富島前署長のあとをうけ、過日淀橋税務署長に着任しました伊東でございます。皆様方には、物品税をはじめ税務行政全般にわたり、平素から深いご理解とご協力をいただき、厚くお礼申し上げます。さて、我が国の経済も着実に回復を遂げてきており、内需を中心に安定的な成長が維持されていくものと考えられております。一方、財政は、ご承知のように大量の公債に依存せざるを得ないという深刻な状況が続いており、行財政の改革は、我が国経済の発展と国民生活の安定の基盤を確かなものとするために成し遂げなければならない国民的な課題であります。このため、今後とも、歳出の節減合理化を推進することを基本とし、併せて歳入面の見直しを行う必要があります。このような行財政改革の進展に伴い、国民の税に対する関心と税務行政に対する期待は、非常に大きなものとなってきております。税務行政に携わる私どもとしては、税務行政の基本である適正、公平な執行を通じて、申告納税制度の一層の充実を図り、国民の期待と信頼にこたえるべく努力する所存であります。しかしながら、これらのことは、納税者の方々のご協力なしに実現できるものではありません。幸にも新宿物品税協力会は、会長、役員をはじめ会員の皆様方の非常なご努力により、活発な会活動のもとに大きな成果をあげておられます。どうか、今後とも従来に増して深いご理解とご協力をお願い申し上げる次第でこさいます。終りに、新宿物品税協力会の益々のご発展と会員の皆様方のご繁栄とご健勝を心からお祈り申し上げ、着任のご挨拶といたします。-2-お別れの御挨拶前淀橋税務署長富島治郎残暑厳しい折から、皆様にはますます御健勝にて御活躍のこととお慶び申し上げます。さて、私こと、この度の定期異動をもちまして永年に亘った税務の職場から勇退させて載くことになりました。昨年7月、淀橋税務署長に着任以来、この1年間に会員の皆様からお寄せ載いた御厚情に対しまして、心から御礼申し上げます。顧りみますと、有数の伝統をもつ日本最古の税務署であり、しかもなお、東京の新都心として幾多の脚光をあび発展を期待されている新宿地区を管轄し、東京国税局管内でも中枢的な税務署となっている当署に着任して、その管内状況が、若い日の勤務時代の記憶にくらべ今更のように隔世の感をいだいたことを、つい昨日のように憶い出されます。この間、国の内外の政治経済情勢はなお厳しく、税務行政をめぐる環境も厳しいものがありましたが、会員の皆様と各協力団体の絶大な御協力、御支援により円滑な税務運営ができましたことにつきまして、厚く御礼申し上げます。新宿物品税協力会におかれましては、会員の一致協力のもと体調を崩された会長さんを助けて、「無料宝石鑑別会」を始めとする恒例の会行事をつつがなく遂行されたほか、各種の税務広報活動にも御協力を載きましたが、特に本年は、定期総会において会名変更を決定され、今後の一層の発展を期されていることに対しまして、改めて敬意と感謝を申し上げる次第です。終わりに、新宿物品税協力会の益々の御発展と会員各位の御繁栄、御健勝を祈念申し上げまして、私の御挨拶といたします。..