ブックタイトルtax-vol.73-2018-a

概要

tax-vol.73-2018-a

(2 翌新年のご挨拶新宿間税会会員の皆様、新年明けましておめでとうございます。会員の皆様におかれましてはつつがなく新年をお迎えのことと謹んでお祝い申し上げます。旧年中は、当会の活動に対して深いご理解、御協力に対して心より感謝申し上げます。川鶴署長をはじめ御当局の皆様におかれましてもご指導とご厚情に対して深く御礼申し上げます。昨年挙行した行事の中から11月13日~17日は「税を考える週間」にあわせて新宿税務署管内の小学6年生の方々から当会へ応募いただいた「税に関する標語」の中から全国間税会総連合会入選をはじめ東京国税局間税会連合会入選、そして区役所庁舎一階には金賞、銀賞、銅賞、佳作に入賞した17名の生徒の方々の作品が展示され、新宿区長をはじめ新宿税務署幹部の方々や、来庁された多くの皆さんにご覧いただきました。15日には久松第二統括官より用意いただいた消費税軽減税率に関する資料に沿って講演していただきました。そして、17日は新宿税務署川鶴署長より租税回避地を利用した租税回避の仕組とカラクリについて講演頂き、大変意義深いお話を聴かせていただきました。昨年は、AIという言葉が数多く使われるようになり新宿間税会会長川野健二ました。AIの構造は人間の「脳」と同じような仕組みで作られているそうです。AIの進化に伴って人間の脳の構造や特性がさらに解明されてゆくと、学習法が進化すると考えられます。10年ほど前に参加した能力開発のセミナーの講師の方から「あなたの脇に参謀を持ちなさい」と指導を受けたことがあります。「尊敬する人物の人間研究をしなさい」と。例えば参謀が西郷南州（隆盛）を参謀として設定したのであれば、西郷さんなら、この案件をどう対処するだろうか？ともの思いにふけていると、自分には思いもつかなかった良い答えを得ることができます。これは自己暗示による一体化と似ていて、例えば子供がテストを受けるとき、母親が「あなたは先生と一つよ」と先生と一体化のイメージで子供に暗示をあたえると、記憶や学習を向上させることができると、本に書いてありました。人間の脳の仕組みがさらに解明され今までと異なる学習方法が編み出されるようになるかも知れません。そして、人類の知的レベルが向上すると争い事が少なく戦争をしなくなる話を聴いたことがあります。最後になりますが、今年一年、会員の皆様のご健康と社業を発展そして世の中が平和で無事でありますよう祈念して私の挨拶とさせて頂きます。平成30年1月吉日