ブックタイトルtax-vol.7-1985-a

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概要

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蠣人部コーナー..すので、なるべく早くお使いになる事が肝要です。もしその様になってしまった時は、良質なアルコールを適当に加えれば使用する事が出来ますが、もう前の様にはなりません。香水は前述の様に、何十・何百の香料とアルコールの調合に依って出来ておるため、非常にデリケートなものですから、素人の方が違う香水を混合させて使用する事は避けた方がよろしいと存じます。0 香水はなぜ高いか香水の価格が何故高いかと申しますと、原料の内でも天然香料の高いものが調合されておるからです。例えば、白バラの花5,000kgの花から僅か1リットルの香料しか取れません。ジャスミソのあの小さな花から香料を集めるのかと思うと、大変なことだと考えられます。ですから香料の良いものは、1リットル当り純金の倍以上の価値があるそうです。それからフラ`ノスの香水には特にガラスピソも良いものを使用しており、中には有名なバカラやラリック等の素晴しい容器に入れたものもございます。本当に香水に関しては世界一を誇るだけのことがあります。0香水の主産地フランス何故フラソスが世界の香水の主産地になったかと言いますと、地理的にフランス南部の地中海を臨むプロヴァ‘ノス・アルブス・コートダジュール地方の気候湿暖な土地に、た<さんのお花畑があり、昔この地方では皮革産業も盛んであり、革手袋は香りをつけて売られておりましたが、ある時政府が、香水や皮革製品の様な贅択品に高率の税金をかけたので、皮革加工業者はすく憫[りのイタリアにエ場を移したのが、イタリアが皮革加工が盛んになったと言われております。香料の原料になる花作り農家はお花畑を動かす事が出来なかったので、そのまま南フランスの地中海沿岸に残って花作りをし、香料を長い間作っておりました。従って今日香水と言えばグラースと言われる程の主産地になったと伝えられております。しかし、今日の様に香水が一般の人々に使われる様になったのは、この様な高価な香料に化学香料をまぜることにより、価格をおさえることが出来る様になったからです。それに今世紀の初め、第一次大戦でアメリカの兵士がヨーロッパに出征し、故国に凱旋する時フラ‘ノスの香水を持ち帰えったのが、アメリカでの香水の使用が爆発的に流行したと言われております。丁度日本でも第二次大戦後の終戦後、進駐軍のPX等から流れて香水が日本の女性にもたくさん使われたのと似ており、香水と戦争は何か関係がある様です。ジェ・オゼ税のプロムナールンルン・キャンプアルページュド\森へ行きましょう娘さんルンルン気分で、キャンピソグカーに彼女を乗せて、ひとっ走り。森林浴をしながら、彼女の手づくりの料理を楽しむキャンプー?今夜は最高Iヤングの間では、このキャンピングカーがウケています。無粋な話題で恐縮ですが、このキャソピソグカー、物品税がかかっているんです。メーカーの出荷価格の22. 5 %が税金で小売価格に含まれています。気分がこわれた、ですって? いいじゃないですか、その税金は道路の建設や自然保護などにも使われて、キャンプを楽しむあなたに、ちゃんと戻ってきているんですから。-9-