ブックタイトルtax-vol.61-2012-a

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概要

tax-vol.61-2012-a

こ挨拶3新年のご挨拶平成24年の年頭に当たり、新宿間税会の皆様方に謹んで新年のご挨拶を申し上げます。まずはじめに、昨年3月に発生しました東日本大震災で被害にあわれた皆様方に、心からお見舞い● 叫上げます。本年が力強い復輿の年になることを願っております。旧年中は、田尾会長をはじめ役員並びに会員の皆様方には、税務行政の円滑な運営につきまして深いご理解と多大なご協力を賜り、厚く御礼申し上げます。新宿間税会におかれましては、昨年も「税を考える週間」の活動の一環として税務研修会・講演会を開催されたほか、広報誌「たっくす」の発行や、大新宿区まつり等における税の啓発活動、クリアファイルの配布など、消費税等の正しい税知識の普及と納税道義の高揚にご尽力されましたことに、● 改めて心から敬意を表する次第であります。さて、昨今の税務行政を取り巻く環境はと申しますと、昨年発生した東日本大震災の被災者の皆様等に関する税務上の取扱いを定めた「震災特例法」が施行され、また復輿に向けて、財源の確保等のための税法の整備が図られるなど、税務行政の担う役割がより大きくなっております。また、私どもが税務行政を行うに当たっては、申告納税制度の基本を支える「適正、かつ、公平な税務行政の推進」と「納税環境の整備」という二つの国民の皆様からの負託に応えて、「国民の新宿税務署長福原徹皆様から信頼される税務行政」を引き続き行っていくことが重要であると考えております。しかしながら、私どもは、限られた人員で、社会・経済の国際化・高度情報化等といった、大変厳しい環境の中、取り組んでいく必要があります。こうした考えの下、与えられた人的・物的資源を効果的に活用するため、e-Tax(国税電子申告・納税システム)をはじめとしたIT化や、事務の効率化など変えていく必要のあるものは変えるとともに、経済活動の変化に的確に対応していくことが重要であると考えております。特に、e-Taxの利用促進につきましては、納税者利便の向上や事務の効率化に資するものであることから、その普及拡大を国税庁における最重要課題の一つとして積極的に取り組んでいるところであり、皆様方には積極的なご利用をお願い申し上げます。さて、間もなく平成23年分の所得税・個人事業者の方の消費税等の確定申告が始まります。本年も、申告書作成会場を四谷税務署と合同で新宿アイランド地下1階「アクアプラザ」に開設し、申告書作成のアドバイスと申告書等の受付を行うこととしておりますので、よろしくお願いいたします。結びにあたり、平成24年が新宿間税会の更なるご発展と、会員の皆様方のご健勝並びにご事業のご繁栄の年となりますよう祈念いたしまして、新年の挨拶とさせていただきます。