ブックタイトルtax-vol.6-1984-a

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概要

tax-vol.6-1984-a

こ挨拶着任の御挨拶淀橋税務署長富島治郎暑さなお厳しい折から、会員の皆様にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。この度の定期異動で、宮澤前署長のあとをうけて、江戸川税務署長から淀橋税務署長に着任致しました富島でございます。当署は、明治29年に我が国の官製が敷かれ全国に504の税務署が設置された時の署のーとして発足した、いわば日本最古の税務署であり、東京国税局管内でも中枢的しかも有数の伝統ある署として今日に至っておりますが、この署で仕事ができますことは、私にとりまして誠に光栄に思っております。さて、我が国をとりまく内外の政治経済情勢はなお厳しく、税務行政についても複雑困難な環境にあります。先般の物品税をはじめとする間接税の税率の手直しと、新規課税物品について税法改正が行われましたように、今後は直間比率の見直しと間接税への税制上の期待はますます高まって行くものと思われます。私ども税務に携わる者といたしましては、適正公平な課税の実現に一層の使命感をもって努力する所存ですが、円滑な税務行政を行うためには、納税者の御協力が不可欠でございます。幸に淀橋物品税協力会は幹部の方をはじめ会員の皆様の普段の御努力により、会活動は活発で顕著な成果を挙げられていることは心強い限りでございます。どうか今後とも従来に増した御協力、御援助をお願い申し上げます。終りに淀橋物品税協力会のますますの御発展と会員の皆様方の御繁栄、御健勝を祈念しまして、着任の御挨拶といたします。お別れの御挨拶゜_、~'前淀橋税務署長宮澤義幸暑さなお厳しい折から、皆様にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。さて、私こと、この度の定期異動をもちまして、永年勤務いたしました税務の職場から勇退させて戴くことになりました。昨年7月、淀橋税務署長に着任して以来、この1年間にお寄せ戴いた会員各位の御厚情に対しまして、心から御礼申し上げます。東京の新都心として、発展し続ける新宿地区を管轄する当署へ、東村山税務署長から身の引締る思いで着任したことが、つい昨日のように憶い起こされます。この間、国の財政面における公債依存からの脱却と国民の期待する減税という相反する問題で、税務行政をめぐる環境には厳しいものがありました。特に、物品税法の改正をはじめとする間接税の税率や免税手続の手直し、物品税販売業者証明書のコソビューター化による業者番号の変更等、間接税関係には変化の多い一年でしたが、会員の皆様と各協力団体の御協力、御支援により円滑に事務運営ができましたことに対し、厚く御礼申し上げます。淀橋物品税協力会におかれましては、新任会長さんの下、益々会活動を推進され、税を知る週間の「無料宝石鑑別会」や機関誌の年2回発行など基本行事の定着化に努められたほか、税繁期等における各種広報活動に御協力戴きましたこと、改めて敬意と感謝を申し上げる次第でございます。終りに、淀橋物品税協力会の益々の御発展と会員各位の御繁栄、御健勝を祈念申し上げまして、私の御挨拶といたします。?2 -..