ブックタイトルtax-vol.57-2010-a

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概要

tax-vol.57-2010-a

コラム,子宮頸がんにはヒトパピローマウィルス(HPV)が関与している事が判明し、予防ワクチンが開発され最近日本でも認可になりました。これにより約70%の子宮頸がんが予防できる事になります。日本の12歳の女児60万人に接種すれば将来190億円の医療費が節減でき、3000人の女性の命と多くの子宮を失わずにすみます。さらに最近では子宮体がんも多くなり、若年化し卵巣腫瘍も若い年代に多く、早期発見、早期治療に検診は婦人科では20代から超音波検壺と頸部細胞検診が必要です。少子化時代に女性をがんから守るのは日本の急務です。衛生環境をよくする事や、緑黄色野菜を多くバランス良く食事することも男女とも心がけることも必要です。半年間に3回、5万円からかかるそのワクチンを、家族の健康と言っても高額で、出費できる家庭ばかりではありません。図3 日本における20~29歳の女性10万人当たりの各種がんの発症率推移図2 女性の部位別悪性新生物死亡推移(人)齢年l全悪性新生物調100整死l胃品直1955'60'70 'BO '90 2000'07 (年).4208642 lll ‘,'’人( 発症率(人口10万人あたり)国立がんセンターがん対策情報センター、人口動態統計(厚生労働省大臣官房統計情報部)http:/ /ganjoho.ncc.go.jp/professional/statistics/statistics.html※上皮内がんを含む゜1975 1977 1979 1981 1983 1985 1987 1989 1991 1993 1995 1997 1999 2001(年) .「た っくす」では、新年号にコラムを寄稿いただいております仲員美子先生の提案に賛同して、子宮頸がんの詳しい話と日本の現状を報告いたしました。半年間に3回にわたり受け、5万円からかかる高価なワクチンを、出費できる家庭ばかりではありません。オーストラリアでは全員が無料でワクチンを受けており、アメリカでは13歳から18歳までの女性が無料で受けられます。多くの女性が命拾い出来る上に、少子化が叫ばれる昨今、子供の産める女性の命を守ることができれはその可能性も大きく変わります。そこで、14歳から18歳までの方に、ぜひ無料で受けられる日本にしたいとのお考えを、皆様に知っていただきたいと思いました。????????????????????????????????????????????????????????女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」(予約制)*健康診断・トータルチェック(女性総合健診) ・ポイントチェック(乳腺)+(婦人科)健保向け総合健診用意しています。こ相談ください。*外来診療内科、婦人科、乳腺科〒100-6403 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング3F女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」TEL 03-5220-1070 (代) FAX 03-5220-1071e-male:marunouchi@ihc.or.jp URL http://www.ihc.or.jpOl 20-190-828 (9:30~ 18:00) *日祝日除く????????????????????????????????????????????????????????