ブックタイトルtax-vol.55-2009-a

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概要

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コラム,マンモグラフィーは欧米で開発され、中高年の肥満傾向にある女性に乳癌が多い地域では向いています。しかし欧米と異なり30代~40代に乳癌の発生を見る日本ではマンモグラフィー検査で女性ホルモンの影響で乳腺が曇って診断しにくい状態になります。イーク丸の内でH19年1年間の病理組織診断で(図2.)30~40代の方が多くなっています。当クリニックでは基本的にマンモグラフィーと乳腺超音波検査を併用しています。この組み合わせで検査して検査に費用と時間がかかります。図2 年代別乳癌病理組織診断数一.表1 乳がんの検査と検査の流れ検査の流れ・視触診検査精度が低い・マンモグラフィー閉経期以降でないと精度低い機器の購入・超畜濃検董技師のトレーニング必要検査に時間必要1次検査I 視診・触診I2次検査| マンモグラフィー・超音波I皿悪性 -鰻 -E口-- 4'欠検査m llllmJIII悪性{しかSJして入院ぷrか1手1ぃ件5045403530252015105゜10 20 30 40 50 60 70 80 代乳癌は早期から検診が必要ですが、予防はどうすればよいのでしょうか。乳癌の発症には女性ホルモンが関係していることが知られています。この女性ホルモンは肝臓で分解処理されます。これまで欧米では中高年の肥満の女性が年齢とともに乳癌になりやすい事が知られています。これは皮下脂肪の中に蓄えられている女性ホルモン様の作用物質が多くなり、癌になりやすくなるためとされていました。食事では脂肪の摂取を少なく、夜に炭水化物を少なくする事が必要で、上手に運動して脂肪を燃焼する事も大事です。ところが日本の若い女性の乳癌の方は痩せている方が多いのです。以前東京都健康づくり推進センターで乳癌の方の食事の調査をしました。同年代の検診受診者と比較すると痩せていて、肉類の摂取量が少なく、炭水化物の摂取量は変わらず、アルコールの摂取量の多いのが特徴でした。女性ホルモンの多い時期に肝機能が弱ければ負担がかかる事も考えられます。食事量が少なくお菓子で間に合わせていると低蛋白症、肝機能の低下につながります。生理で毎月血液を失っている女性は食事のバランスに● 気をつけましょう。これを参考に、2009年、多くの女性が、健康で楽しい毎日を過こせるようになってほしいと思います。2009年1月24日ヒルトンホテルにて「日本の女性の乳癌検診の結果と食事」について講演会があるそうです。こ興味のある方、聴きたい方詳細は下記までお問合せください。????????????????????????????????????????????????????????女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」(予約制)*健康診断・トータルチェック(女性総合健診) ・ポイントチェック(乳腺)+ (婦人科)健保向け総合健診用意しています。こ相談ください。*外来診療内科、婦人科、乳腺科〒700-6403 東京都千代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング3F女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」TEL 03-5220-l0 70 (代) FAX 03-5220-l0 7le-male:marunouchi@ihc.or.jp URL http://www.ihc.or.jpOl 20-190-828 (9:30~ 18:00) *日祝日除く????????????????????????????????????????????????????????