ブックタイトルtax-vol.53-2008-a

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概要

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コラム,② 最近の婦人科の腫瘍以前多かった子宮頸がんは最近は若年化しています。10代後半からありますが、衛生状態が良くなった為年齢の高い群は少なくなっています。変わりに子宮体がんが多くなりこれも女性ホルモンや栄養など生活環境の変化といわれています。検査には子宮頚部細胞診とは異なり、体部細胞診採取に超音波検査など必要になります。悪性腫瘍ではないのですが、超音波検査では、子宮筋腫も小さいときからわかりますので貧血、不妊の原因にならないか経過を早くから見ていけます。更に若い年代では卵巣の腫瘍も多く早期に発見治療するためには健診で超音波検査が必要です。部位別にみた懇性新生物の年齢鯛整死亡牢(人口10万対)の帷移`"100.舅金● '性輌生,鎗..11 ・ニ綱:珈*零●胃畳死亡●100I金饉馨生纏1955 '60'6S'10'75 'IO'15 '賢I・95 2002... 30 3S ,o?s 50 55 60平●2 l 1?・・零賣帆庫生労●省「人口動鱚統計J注I) 大●は.綸騒と直●S状綸●移行瓢及び直IIとを示す.たt:L, 1/.!IO?O年までは直闘肛門鶴を含む.2) 綺●は.大●の真掲である.3) Ifは1fと肝内艶瞥である.0 年鯵鯛聾死亡牢の基奪人口は「閲和60年モデルAn」である.. . . . . . . .l!ISS? ヽo・,s'10 ・75 ・10 ・IS ?,o',S 2002llfGlO 1s '1》ヽ5 50 55 60亭庫2 7 I、・・零.2男性ではメタボが問題となる年代に、女性が内科系で問題になるのは貧血、甲状腺、骨密度の低下です。①若い痩せた女性(20代から)の骨密度の低下については前回お話しましたように、座業で運動せず、食事も偏り、ということで思わず重大な骨折などの事故になります。乳製品の摂取増加と筋肉トレーニング系の運動で骨密度減少中の50~70歳代の女性でも精密な最近の機械で測定すればわずかづつでも増加することも判りました。自分の骨密度の状態を若いときに測定しておくことも必要と考えられます。②貧血については昔から「女性を見たら鉄欠乏性貧血を思え」と内科の研修医は教えられていました。最近は鉄分だけ少ない貧血ではなく、鉄と蛋白が結合して血色素になりますが蛋白の摂取量が少ないのです。コレステロールが上昇するといけないと考え、卵も肉類もとらないようにしている方も見受けます。総コレステロール値が低下したり、肝機能のコリンエステラーゼが低下したり、血清中の総蛋白が低下し、免疫グロブリンが低下するような状態です。だるい、元気が出ない、疲れやすいなどの症状を訴えています。③ 甲状腺疾患は女性に多く、女性ホルモンが多くなる思春期や、逆に減少する更年期に疾患の出現が多くなります。これは体質もありますので、定期的に健診で経過観察することも必要です。以上のように男性とは健診のポイントが異なり、また人種差、生活環境の変化などにより問題点が変化してくると思われますが、定期的な健診をお勧めします。????????????????????????????????????????????????????????丸の内・女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」(予約制)*健康診断?トータルチェック(女性総合健診) ?ポイントチェック(乳腺)+(婦人科)健保向け総合健診用意しています。こ相談ください。*外来診療内科、婦人科、乳腺科〒l00-6403 東京都干代田区丸の内2-7-3 東京ビルディング3F丸の内・女性のための統合ヘルスクリニック「イーク丸の内」TEL 03-5220-l0 70( 代) FAX 03-5220-l0 71e-mail:marunouchi@ihc.or.jp URL http://www.ihc.or.jp0l 2 0-l9 0-828 (9:30~ l8 :00) *土日祝日除く????????????????????????????????????????????????????????