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概要

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8コラム生活習慣病の予防と改善監修者仲慎美子Breastopia Healthcare GroupMarunouchi Integrated Health Clinic for Women丸の内・女性のための統合ヘルスクリニック〔イーク丸の内〕院長医学博士・産業医・人間ドック認定医・内科認定医今、東京では、ピンクリボンキャンペーンが、繰り広げられているので、ご存知の方が多いと思いますが、乳がんから女性を守ろうという運動月間が設けられました。都庁をはじめ、東京タワーがピンクにライティングされ、街灯はピンクのリボンで飾られ、私たちにアピールしていました。検診を受ければ、多くの命を守る事ができます。他の癌とは違い、若い時から検診した方がいい病気なのです。新宿は、たくさんの女性が働く町、是非、職場でも女性の方々が、恥ずかしがらずに検診を受けられる環境を用意して欲しいと思い、今回このテーマを女性部は取り上げました。女性の健やかな生活のために一日本の女性のためにどのような健診が必要か一.約2年間当クリニックで女性のための総合健診を行い気づいたことをお話したいと思います。女性の場合、男性と異なるのは思春期から更年期まで毎月女性ホルモンがでて変化し妊娠・出産という機会があることになります。この女性ホルモンが出て男性とは異なる疾患の出現となります。1. 最大の問題は男性ではメタボ対策が重要なとき、女性ホルモンの影響で内臓脂肪にならず、皮下脂肪となりあまり代謝異常は認められません。この年代では女性は乳がんと子宮がん、卵巣腫瘍が主体となります。特に最近日本の女性で乳がんが若い年代から増加しています。①日本の乳がんの問題点日本の乳がんの問題点は、若い年代に多いことです。20代から50歳代半ばが発生率が高くなります。痩せている人に多い点も欧米とは異なります。欧米では50代以降に年々多くなり、太っている人に多いのでマンモグラフィー検査で発見できます。ところが日本では若い人が多いため、女性ホルモンが作用し乳腺がくもりマンモグラフィーでは見つかりにくく、超音波検査(エコー)が必要です。超音波検査では所見があれば時間もかかります。日本では若い年代より定期的に乳がん健診が必要になります。乳がん健診で最も大切なのは、自己検診です。毎月定期的に女性ホルモンの影響の少ない生理の後など新しい変化がないか確認します。悪性の腫瘤ではlヶ月ごとに増大してきます。(大げさに言えば倍々と大きく)3ヶ月もすれば、先月とあまり違わないものと、lヶ月ごとに症状が強くなるもの(増大する)に分かれます。増大するものに気づいたら乳腺専門外来を受診しましょう。健診受診時には担当者に症状をお話ください。.性? 主饗死因別にみた年齢●蔓死亡率(人口1 0万対)の推移ゆ350舅●●管●● 11函・ss '⇔ ・65 '70 '75 'IO ・ヽs'90 '95 200211'925 泊lS ?o 45 50 55 60亭慮2 7 Iヽ・・隼賣厚生労働省f人口●●鐵計J注年●躙菫死亡亭の基攀人口は「昭和切年モデル人口」である.平虞6年までの死亡寧はIB分蠣によるものである.coo350300250200亭鱒. . 死亡寧女1950・55疇”お30・隼鵬皇警震●"''60・,s'70 '7S ・,o'IS .,。'95 Z00235 CO ,s SO SS 60.,tz 7 I、.