ブックタイトルtax-vol.4-1984-a

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概要

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..ソプーの回数が増えて汚れがそれほどひどくない時は一度洗いで結構です。要するに一度目から泡が良く出るようならば二度洗いの必要はありません。叉、シャソプー剤の使用量も回数が多い時は少な目にしましょう。多く使い過ぎると、時として毛髪を傷めることがあります。シャソブー操作中のもみ洗いは枝毛を作る原因となりますからすぐやめましょう。又、泡立てからプラシや櫛で毛髪を強くこすることは毛髪のキューティクルを傷めますからこれもやめて下さい。シャソプー操作で大切なことは、シャソプ一剤のすすぎを十分にすることです。すすぎが悪いと毛髪や地肌に残った洗剤が毛髪を傷め、地肌を刺激してフケを多くします。シャソプーして翌日にはもう頭が痒いというような人は、このすすぎが悪い人です。すすぎの悪い洗濯物は黄ばんで来て生地が傷んで来るのと同じことなので十分過ぎる位にすすいで下さい。シャソブー後は必ずリソスをして下さい。毛髪に電気の起きるのを防いで毛髪のもっれがなくしなやかになります。毛髪を良く保つにはリソスだけでは不足です。シャソプーに関係なく、毎朝、洗い流さないタイプのヘアコソディショナーを使用して下さい。たとえ少量ずつでも、毎日の積み重ねが毛髪の健康維持に大切な役割りを果たします。(太陽光線と毛髪)日光は人間生活にとって大切なものです。それ故、日照権をめぐって裁判沙汰さえ起きているのです。しかし、過ぎたるは及ばざるが如し一皮膚や毛髪が受けている外界の刺激の中で、有害なものの一つにこの日光が挙げられています。長時間、日光に当る仕事をしている人は肌のキメが荒く、かさかさしており毛髪も赤茶けて艶がなくなっていることは御存知のとおりです。折角有用な太陽光線も過剰になると日光皮.婦人郵コーナー膚炎という炎傷を起こしたり、日焼けがしみ、ソバカス、しわの原因になったり毛髪を乾燥させて脆くしたり秋の抜け毛の原因ともなります。海や山に行く時に目はサ`ノグラスで保護し、皮膚は日焼け止めクリームをたっぷり塗っている人でも毛髪は意外に無防備です。少くとも帽子で保護しましょう。又、毛髪についた海水はその日のうちに洗い落さないと後で塩が析出して来ます。塩分が生体を乾燥させることは「なめくじ」に塩をかけることでも判ります。海から帰ったらその日の内に必ずシャソブーしましょう。太陽光線と海水で毛髪は相当いじめられていますからこの時のシャンプーは特に気をつけてソフトクッチで洗います。又、地肌に砂が残っている場合もあるので、地肌も強くこすらないことが大切です。(秋の抜け毛は夏の不節制のあらわれ)よく``秋の抜け毛”といいますが、生理的には秋に脱毛が多いことはありません。秋に抜け毛の多い人は、夏に海や山に行って直射日光を浴びて毛髪を傷め、地肌を乾燥させた結果毛根部が弱まって脱毛するのです。叉、暑いからといって冷たい飲み物を飲みすぎて胃腸を悪くすることも抜け毛の原因となります。夏は外出から帰ったら出来るだけシャソブーをして普段よりも多目にIIヘアコソディショナーを、毛髪は勿論のこと、地肌にも十分にすり込んでf.l良い毛髪を保つように心掛けましょう。-7-