ブックタイトルtax-vol.4-1984-a

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概要

tax-vol.4-1984-a

こ挨拶会長就任のご挨拶淀橋物品税協力会会長奥住弘残暑なお厳しき中、会員の皆様には益々補健勝のこととお慶び申しあげます。昨年は申告納税制度施行20周年にあたり、新たなスクートを迎えましたが、この時期に昭和57年度淀橋物品税協力会の定期総会に於いて会長に選任され、責任の重、且つ大なる事を痛感いたしております。思えば当協力会創設以来、会員の一人として、皆様と共に協力会活動じ携ってまいりましたが、その間の変貌には目をみはるものがありました。当会員数は315のク数にのぽり、青年部・婦人部の創設、会報「たっくす」の発刊等充実の一路をたどる中で、社会環境は成熟社会に突入し、低成長経済は税負担の公正化と効率使用を求める論議になり、行政面では、税収確保の為に大型間接税の導入検討や行政改革が推進される等、協力会活動の必要性は益々強まっております。この様な状勢の中で、二村名誉会長を始めとする各役員、並びに会員の皆様方のより一層の御支援・御協力と、宮澤新署長以下税務当局の御指導をいただき、自主申告納税制度及び税務知識の普及徹底、税務行政への改善要望、協力会組織の拡充、会員相互の親睦促進等に青年部・婦人部と手を携えて、精一杯努力していく所存です。何卒よろしくお願いいたします。終りにあたって、二村前会長並びに小松前署長の今迄の御尽力を感謝し、御挨拶とさせていただきます。着任の御挨拶淀橋税務署長宮澤義幸暑さなお厳しい折から、皆様にはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。この度の定期異動で、小松前署長のあとをうけて、東村山税務署長から淀橋税務署長に着任致しました宮澤でございます。今度は図らずも東京の副都心として関心を集めている新宿及びその周辺を管轄する淀橋署で仕事を致すこととなり、喜びとともに身の引き締る思いでおります。先日の参議院選挙にもみられますように、国民一般の税に対する関心は非常に高く、課税の公平と税制のあり方について論議を呼んでいることは、皆様も十分御承知のことと思いますが、我が国の経済の流れは経済構造のソフト化、コソビューター化及び国際化が進展しつつあり、税務行政の流れにもその影響が少なからず出ております。従いまして私共は、これらの経済情勢の変化に的確に対応して、国民の信頼に応える税務行政を確立すべく努力してまいります。しかしながら、このことは、納税者の御協力なしに実現できるものではありません。幸にも淀橋物品税協力会は、会長さん、役員さんを始め会員の皆さんの非常な御努力により、活発な会活動が行われ顕著な成果を上げておられます。どうか、今後とも従来に増して深い御理解と御協力をお願い申し上げる次第でございます。終りに、淀橋物品税協力会の益々の御発展と会員の皆様方の御繁栄と御健勝を心からお祈り申し上げ、着任の御挨拶といたします。-2-..