ブックタイトルtax-vol.3-1984-a

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概要

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●●代の様子については風土記、郷土史などでお目にかかれると思うが今回は税務署がとらえこれを後日のために残した資料などから当時の情況の一部を紹介したいと思う、というのは前署長が協力会のある会合において中野署で戦災を免れた当署関係の「古文書」(古文書というにはやや年代が若いが)が発見され内容をみるとなかなかに興味をひかれるものがある等々の発言があったことから会員の皆さんにも、幾つかを紹介出来たらということで2 ? 3面白いものを拾ってみることとした。先づ土地柄から地代の問題が頭に浮ぶ。記録によると成子坂あたりでの宅地賃貸価格は大正7年坪9銭位であったのが同12年には3 0銭に上っており、これは欧洲戦争などに....よるインフレの影響か、と記され近頃と同じようなクッチで表現されている。又地租の基となるものとしては握していた土地価格の状況をみると明治4 0年頃坪最高4 0円最低1円5 0銭のものが大正12年には最高28 0円最低4円となった旨記録されている。2 8 0円といえば当時としてもかなりの額だったであろうし現在の情況もむべなるかなと思われる。2番目に問税関係ではどんな税目があったのだろうか一応興味のあるところである。大正から昭和初期にかけては間税物件といっていた、当時管内では「酒造税」「酒精及酒精含有飲料税」「醤油税石税」「織物消費税」でとくに驚きなのは「自家用醤油税」である。ちなみに年間税収は醤油税石税が一番多く、1 2万円位で他は2~3万円程度で現代とは比較にならない。紹介した以外にも種々ありますが永年に亘る守秘義務とやらと紙面の都合上割愛せざるを得なかったことをお許し願いたい。署からの眺めはすばらしい。とくに茜色に染った夕空を背景に明りのともった高層ヒ刀ル群は外国雑誌グラビアのそれである。この景観と半世紀前のさまを交錯させながらこの筆をおく。なお、参考文書として新宿町名誌などを利用させて戴きました。お知らせ署からのお知らせ0確定申告は「正しい申告書」をお早目に昭和57年分所得税の確定申告書の提出と納税は、2月1 6日から3月1 5日までです。3月1 0日を過ぎますと税務署の窓口が大変混雑します。お早目にどうぞ。なお、提出は郵送でも結構です。0 5 7年中に財産の贈与を受けられた人は贈与税の申告を5 7年中に贈与を受けた不動産、現金、有価証券等の財産の価格の合計が60万円を超えるときは、3月1 5日までに贈与税の申告と納税をして下さい。詳しいことは(362 )7151 淀橋税務署、(363) 2437 相談室へ。0物品税納税申告にあたって① 提出期限を厳守して下さい。おくれると加算税の対象となります。R もどし入れ控除は現実に製造場、販売場等へ戻し入れられた場合に限られます。0印紙税がクローズアップされて来ています問違いのないよう、疑問のある場合は出来るだけひな形をつけてお問い合わせ下さい。新入会員の紹介第1種第2地区レ・マスト・ドゥ・カルティエ(株)今井五郎(345) 5651新宿区西新宿2- 1- 1新宿三井ヒ'. Iレ弱電部会エーアールシー(株)加茂聖詞(367) 0410新宿区高田馬場4- 1- 4高田馬場公証役場公証人神永裕、竹平光明所在地東京都新宿区高田馬場1-144-4サソバークマソション高田馬場2階TEL 03-207-3316 ・3317- 11 -