ブックタイトルtax-vol.18-1990-a

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概要

tax-vol.18-1990-a

インタビュー(査)伊勢友商店代表取締役坂本誠平成元年は、消費税の森入ばかりが目立ってしまいましたが、私たちが日頃“舌”しんている「お酒」。このお酒に関しても、平成元年4月より、お客さんの消骰態様の変化や酒税の国際的な調和を考えて酒税法が改正になり、具体的には、しょうちゅうやヒ:_)レ、ウイスキー等にみられた各酒類間の税負担格差の大幅な縮小や従価税制度及び級別制度の廃止等酒税制度の簡素合理化が主てあったと聞いています。前置きはさて置きまして、今回のインタビューは、酒屋さんの集りてある新宿酒販懇和会の会長てあり、高田馬場の駅前て御商売をなさっていらっしゃる坂本誠一さんを訪ねました。Q 本日は貴重なお時間を割いていただき、ありがとうこ‘ざ‘いました。今回は、おいしいお酒の話や高田馬場の街の様子等を“たっくす"の読者に紹介したいと思っておりますのて"、よろしくお願いいたします。早速て‘`すが、すばらしい体格をなさっていらっしゃるのて、お酒も大変お強いように思えるのて`すが、どのようなお酒を好んて飲まれるのてすか?A それが一滴も飲めないのて‘‘すよ。てすから、お酒の味についてはよく知らないて‘`商売しています。ただ長年商売をしていて言えることは、近年、流行の変化が特に激しくなってきているということてす。私の店て`もビールについては、外国メーカーのものや容器別、容量別に色々並べていますし、ワインにも力を入れています。また、最近はリキュールがとてもよく売れています。それから、先般行われた税制改革によって、洋酒が大幅に値下げになり、以前のように高価な商品というイメージがなくなりましたのて‘‘、購入される層も大変広くなった感じがします。-8-Q 確かに、ビールて乾杯!それからフランス料理にはワインという方も多いようてすね。最近は、女性がお酒を飲む機会も男性と変わらなくなった気がしますし、消骰者のニーズに合わせて、酒屋さんも色々なお酒を店頭に並べなければならないのて大変て‘‘すね。ところて、いつ頃から御商売を始めていらっしゃるのて‘`すか?A 酒屋は免許制てして、親の代から兄が継いて`私の代になったのてすが、私は昭和8年にここて生まれ、海城高校を卒業し、中央大学の法学部及び商学部て学んだ後、東京コカ・コーラの販売元の小摂食品に就職してセーJレスマンをしていました。そして昭和43年から現在の洒屋を営んて‘います。Q 高田馬場の駅前て‘`営業をなさっているわけてすが、街の様子は当時と比べどの様に変わったのてしょうか。A 早稲田大学が近くにある関係て..、当時から学生の多い街てした。この店のアルバイトも早大生が多かったのてすが、やはり苦学生という感じて‘‘した。ても最近は違いますね。学生はお金持ちになり、酒屋て`アルバイトをする学生はほとんどいません。また、この辺りも御院になってお分かりてしょうが、最近は東南アジアの方々等が大変多くなりました。私の店ても韓国語、中国語、英語等て..「いらっしゃいませ」と入口に書いてありますよ。街の様子やお客様は、当時とは随分変わりましたが、当店の経営原点は、“良い品を安く、そして、まじめに販売”ということて`、当時から変わっていません。Q 懇和会は、いつ出来たのて`すか。A 平成元年6月に発足されました。以前は地域こ、、とに戸塚支部、新宿支部として独立した組織てしたが、税務署との窓口を一本化するために、新しく新宿酒販懇和会となったのてす。今後の懇和会の具体的な活動内容については、現在検討しているところてす。歴史の本がお好きて、スポーツてはコゞJレフが趣味だそうて‘‘す。会長職が多くの要職を兼任しては、良い仕事が出来ないという信念を持ち、「酒屋さん」から受けるイメージとは反対て大変無口な方てした。坂本さんのような方が御主人だったらいいなと思うのは、私だけて‘‘しょうか?..