ブックタイトルtax-vol.15-1989-a

ページ
9/14

このページは tax-vol.15-1989-a の電子ブックに掲載されている9ページの概要です。
秒後に電子ブックの対象ページへ移動します。
「ブックを開く」ボタンをクリックすると今すぐブックを開きます。

概要

tax-vol.15-1989-a

婦人部コーナー. .少々小太りが、ペスト体重なのです。「(身長ー100)X0.9=標準」のように本には書いてありますが、あまり気にしていけません。幼児の場合、育児相談の先生方が付いていますので心配はないのですが、小・中学生になるとそろそろ、女の子の中には、お友達と話をしてダイエットを初める子がいます。学校の身体検査の時に、⑤3とか、010とか家庭へのアドバイスがありますので、生理と成長とが重なる大切な時期、貧血などならないように気をつかいませんといけません。見た目が肥っている子供には、運動をさせることで体つきが変ります。食事でしないようにしましょう。20オ前後の男女は、この時期特に、ダイエット大好き人間になるのです。しかし本当は、人間として一番体格が良く体重が重くていい時期です。この時の体重が動かす心臓の大きさをきめ、足・腰の骨の太さが一生体をささえる力となるのですから、むやみにやせると一生悔いることになります。運動時間も減り、自分の体のコントロールを自分でしなければならなくなります。元気で動ける体重なら、決して、重いとは、思えません。欧米の人から比べると日本人は、まだまだ軽い方だと思います。やはり、中年からが、ダイエットの対象となります。男性も、酒を飲む機会も多く、社会的に自己コソトロールがむずかしく、やせている人は、やせる方へ、肥っている人は、肥っている方向へむく指向になりがちだからです。女性の場合出産時の過食グセや、子供と共に過食・間食、など、肥りやすくなることが多いのです。しかし、体重の変らない人は、肉の移動で下半身デブになっているので、むやみなダイエットは、体力を一層下げる場合が多いので運動の方がいいでしょう。老人は、自分に合った体重なので長生きされている方がほとんどですから、体重のペストは20オ前後の一番重い時の1割ぐらい重い程度ですと、足もじょうぶに心臓に負担なく健康そうにみえます。その体重であれば、あまりにやせているより素敵です。でもやっぱり肥っている人へ、運動でやせるには、大変な事は書きました。プロボーショソをよくし、体力をつけ、心のストレスを取るのに利用すべきで、基本的には、食事でダイエットすることがよいと思います。その場合一番大切なボイントは、家族ぐるみでする、料理をするお母さんが中心になって健康管理をしながら、全体的な食事メニューの改善をすることです。お嬢さん一人がダイエットとなると食べない事になります。家族の1人1人の状態に合ったメニューを、たとえば、栄養のいる高校の男の子がいる場合、家族全体のカロリーは低くしても、その子にだけ、肉を付けるとか、おやつで、栄養のある物を出す。そんな工夫をしてはいかがですか。お母さんはこんな努力を①食事時間を楽しく家族そろって食べる。②昼食のチェックをして、たりてない食品を家庭では摂るように③野菜を食べさせる努力を④料理は、塩分をおさえて、油で揚げたり炒めたりでなく、和食、洋食、中華と変化をつける。そして、家族の方は① 3食をきちんと、量を平均して食べる。②清涼飲料水はやめる。お酒はひかえる。③間食をやめる。(特に塩分油分の多いスナック類を)④寝る前、2時間は絶対に食べない。⑤毎日、10分でも体操をする。⑥体の疲れを感じたら、食べるより寝る。こんなことで、実は、1ヶ月2~3kgの体重を下げる事が出来ます。肥りはじめた時から気が付いた時まで、と同じ時間が、かかりますので、長期間かけて、実行して下さい。ハードなダイエットメニューをこなすよりも、小さな努力がよい結果になります。それ以上にダイエットには運動を、それも楽しいスポーツを見付けることです。一般的なエアロビックスよりも、水泳とか、ゴルフ・ヨガ・バレー・日本舞踊・家族で卓球etc.心から楽しいことで体を動かすことが大切です。心と体の健康が、体力があることになります。元気の為のダイエットを提案します。-9-