ブックタイトルtax-vol.13-1988-a

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概要

tax-vol.13-1988-a

出念認化唸ウエテ:_,, ンクベ)レ怨が―人のため1こ!鳥唸叶暦<日のため1こ役づ窓窓やあけまして、おめでとうございます。新しい年「今年こそはするゾー(結婚のこと)」、思いも新たに、心浮かれて新年をお迎えの方もいらっしゃることと思います。是非々々頑張って(チョット変ですネ、こんな言い方)、しかし、宝石屋の皆さんは、それはそれは待ち盟んでいるのです。結婚したい方々以上に結婚する人が沢山ありますようにと/I 現在では「月給の3ヶ月分」とコピーが流行って以来、ダイヤモンドをエンゲージメントリングとして結納時に贈るのか一般的となりましたので/ 売れて? 売れて?女性の多い職場では、ボーナス後には誰かしら必らずその贈られたリングをして、目を輝やかしています。勝ち取った喜びが顔に出て、一段と美しくなったりして、贈られなかった女性達に「あんなちっぽけな物で身売りしちゃって」とか「私はもっと大きな物をプレゼントしてくれる人と結婚するんだもぅん」とか「愛があればダイヤモンドなんかいらない」とかひがまれたりします。30年程前に結婚したお母様達にも、私達の時代には「お父さんが買ってくれなかったワ」、もっと古いお母様達は「戦争中で.....」とかそして「お嫁さんのより大きいダイヤモンドを買って」と古いお父さんを苦しめています。このように、ダイヤモンドは全世界の女性を魅了(郷ひろみも3ヶ月前に言っていました)し、近年、これを女性に贈ることが普通であり、愛の証しにもなっています。エンゲージメントリングは何時頃から、そして、マリージリングは何時頃から私達の生活の婚儀の大切な物となったのでしょうか。人間が装身具を着けるようになったのは、かなり昔のことで、衣服など身に着けていない時代に、既に、首輪、腕輪、足輪などを身に符け自己を主張していたのです。ト)古代の指輪)を身に着けています。スカラベなど黄金の針金で留めてリングにした物ですが、自分を示す大切な物として、又、家紋(日本の印鑑)のように重要書類に捺印する為のものであったり、法王を示したり、ユダヤ教の大切な言葉を彫り結婚の儀式などに使用するなどとして発達しました。指輪(Iこれを贈ることは、真心を表現することに近かったのです。だから結婚を約束する大切な人へ贈る品物となったのです。ローマ時代には、婚約、結婚共にリングを贈ることが一般的となっており、その時代のリングは鉄製の物で、2世紀に入って黄金のリングを上流階級の人が挙って使用しています。現在と変らないリングを使用するようになったのは、男性からはダイヤモンド入りリング、女性からは自分の肖像入りリングを贈る風習となった15世紀の中頃からです。ギルマンリングと言って、婚約指輪と結婚指輪が絡まったリング(セットリングとして現在も若い人達に人気がある)も使用されています。1644年、タンプルの商人が水晶を着色して模造宝石を作り出したことから、一隠婚儀が華やかになったなどと、西洋服装史などに書かれています。164 0年にトーマス・プラウンが書いた著書には、結婚指輪を左手の薬指にはめるのは、心臓から特殊な血管が直通していて、強い熱血が直接に循環する指であるからと説明しています。そもそも宗教上右手は権力、主権を示し、左手は依頼、服従を示します。結婚指輪は服従を示す左手にはめることになっているそうです。ギルマンリング16世紀の結婚指輪は、1554年にマリー女指輪については、大分後になるのですが、皇とフィリップI世の結婚式で用いられたリそれでも4,500年前には指輪(埃及(エジプングが一番流行し、これが今日のリングの型-8-..