ブックタイトルtax-vol.13-1988-a

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概要

tax-vol.13-1988-a

青年部・婦人部主催;pJf {1多杭~1T 面じ新宿間税協力会青年部、婦人部主催で「玉堂美術館と小澤酒造(澤乃井)見学」の研修会が10 月14 日(水)に行なわれました。当日は好天に恵まれ多数の会員の方々が参加され、また税務署からは小野田副署長はじめ、間税部門幹部の方々の参り0もあり、大変楽しく有意義な一日を過しました。新宿を9時過ぎに出発し、中央自動車道八王子インタ一経由で一路青梅方面へと向いました。往路の車内では新宿税務署間税第1部門の首藤統括官から「清酒ラベルの見方」と「清酒の製造工程」についての講話があり、小澤酒造見学に大いに参考となりました。最初の目的地「吉川英治記念館」に到着。文豪吉川英治が愛用し数々の名作を生んだ書斎や、自筆の原稿、手紙等の作品を見学しました。次に、清酒「澤乃井」で有名な小澤酒造へ行き、記念写真の後、工場の方の説明と案内で工場内を見学しました。工場の入口に吊してある大きな杉玉は、その年の新酒が出来た時に新しいものに作り替えるとのことでした。また、見学時はまだ今年の仕込みに入っていなかったため、お酒の製造工程を見られず残念でしたが、オートメ化した設備や大きな貯蔵タンクの説明に、感嘆の声が上っていました。もう一つ、清酒製造には欠かせないおいしい水が、年に一度の清掃日とかで飲めなかったのも心残りでした。それから工場内の会議室で、川合玉堂の生いたちから晩年までを収録したVTRを見た▲清酒の造り方の説明を聞く...小澤酒造の蔵前で記念写真後、待ちに待った昼食会場の「ままごと屋」へ行き、豆腐の会席料理と東京の美酒「澤乃井」を心ゆくまで味わいました。昼食後、最後の目的地「玉堂美術館」へ向いました。多摩川の浚流沿いの遊歩道を30 分程歩くと美術館は深い杉木立の中にあり、中には日本画壇の巨匠川合玉堂のすばらしい作品や遺品が多数展示してありました。また、美術館の庭は、京都の竜安寺の庭園に模してあり、建物との調和もヒ°ッタリで、とても静かな雰囲気の中にありました。帰路は多摩川の右岸を歩き、途中寒山寺に参拝してからバスに戻りました。研修は終り、バスは一路新宿へ。車中では賑やかな歓談のなか、伊藤青年部長の名司会でカラオケ大会が始まり、自慢のノドを披露する人が続出し、和気あい々のうちに新宿に到着しました。今回は研修場所が首藤統括官の前任地ということもあって、現地の案内や説明に大変お世話になりました。また、会員の皆様方のご協力で無事終了しましたことにお礼申し上げます。次回も、楽しく有意義な研修会を計画いたしますので、多数のご参加をお願い申し上げます。京王百貨店土方記- 6-..