ブックタイトルtax-vol.10-1986-a

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概要

tax-vol.10-1986-a

婦人部コーナー..全部“はい"と答えていただけると女性として楽しんでこられた方だということです。四つ五つでしたらまだよいのですが、一つも“はい"がない方がいらしたら、この方が問題です。又、洋服を着るのはあたりまえ、なぜ問題にするのかわからないと言われる方、それも淋しいですネ。確かに、私達は、お風呂に入っている時以外は、何かを身に付けています。しかし、考えて下さい。何でも着ればいいのでしょうか?たとえば、黒猫がいます。彼女が、三毛猫に恋をしたとします。いえ単に暑いからかもしれませんが、いいなァー白い所があってと思っても、彼女は一生、黒猫なのです。地球上の生き物の大半は、神よりあたえられた、形から変ることが出来ません。ゆいつ人間だけが、着るという方法で、自分の力で、変えることができるのです。個性を入れるたのしみを味わえる。人間としてのたしなみが、おしゃれなのです。20 オの女性なら、15~ 6年、60 オの女性なら、もう50 年以上、おしゃれを楽しんでいるはずなので、ここで、“はい"とお答え下さった方は、私の先翡、おしゃれについては一言も申し上げられません。今、本当に美しいおばあちゃまを街でみかけます。きっと、そんな方のような気がします。ここでは、今までおしゃれをなさらなかった方、今日から考えてみてもと思う方や、心にゆとりの出た方へ、お話しようと思います。ーなぜ、おしゃれしないのかしら一④ おなかもでて、ぶかっこうだから。⑤ 毎日きれいな物を着て、よごすのがいゃ。⑥ 方法がわからない。以上の理由で、おしゃれをしていないと思われる方実は心の病気です。リラックスして生活を生きること、楽しむことが出来ない人・家族や回りの方々を愛していない人・自分の存在が何か気付かない人愛されていることに気付いていない人のような気がします。心の病気だと思って心をなおさないといけませんし、心がリラックスしてはじめて、やさしい、美しい人となれると思うのです。そこでこう思うのです。①の罪悪感のある方は、この世代に実は大変多いのです。日本の歴史は、長い間男性中心、家中心でした。ですから、女性は、道具の一部におもわれていました。結婚と言う形で、よりよい所へ嫁がせるため、何もしなく① おしゃれに罪悪感がある。たとえば、お金をそんなことへつかえなし'o化粧は、特別の仕事の人がするものだ。結婚した女性は、きかざってはいけなしヽ。etc② おしゃれがへたと家族に言われ、何を着てよいかわからない。③ 今さらこの年で、とか。て若く美しいのに化粧をさせたり、結婚すると、子供を産む道具なので、それが終りのように、又は、人に取られないように、おしゃれさせなかったり、そんな歴史か、又、“ はしがりません勝までは" の時代の教育など、男の方の思うままだったのかもしれません。女性は、死ぬまで、女、美しいのがなぜ悪いと真剣に思いましょう!若い時は、何もなくても美しいけど、年とともに肉体は、おとろえますが、教養が身に付くと、いろいろの美しい色や、良い布が、良い仕立がわかりはじめテクニックで、女性らしくすることが出来るようになります。それは大切なことです。② コンプレックスのかたまりになってしまった貴女は、御主人や子供達からプレゼントをいただく事です。私に何が一番あっている- 7-