ブックタイトルtax-vol.1-1982-a

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概要

tax-vol.1-1982-a

旅は世につれバリ・ローマ・アテネ税金森田芸美子編集会議で、「外国との税金比較をやったら?」ナンテ云ったのが運の尽、「じゃ今度の旅行で見て来て」ナンテ云われてしまった。ほんとは、前に寒いヨーロッパでこりたので、行きたくはなかったのですけど。10 年も仕事を続けていると、何かが詰って来るし、何か心に衝撃を受けなきゃ、と格好つけて、遊びに行こうと思ってたのに。まあいいや./ 若き乙女?は憧れのパリへ旅立ったのです。おどろいたことに、バリでは何を飲もうが食べようが、すぺて税金が掛るのです。小さな店には不釣合いな大きなレジスクーから、税金が加算されたレシートが出て来るのです。前に来た時に比べると、かなりの徹底ぶりで、それでも衣料や高級品には旅行者免税がありますから、私逹にしてみればパリはデュティフリーマーケットみたいで楽しいものです。あいにく土日がパリ滞在でしたから、お店がお休み、ショッピングという女の喜びにはひたれませんでしたけれど。日曜日、教会に行くのでしょうか、子供と一緒の美しい婦人を見かけます。マントなんか羽織ってファッショナプル、とても子持には見えない。▼ ギリシャの宝石店、女性一人はお断り▲ 出稼?パリの黒人物売のとなりで犬と散歩する人も、建物も街燈も、みんな~調和して絵になっているんです。暴り空のパリは落着いた雰囲気で、美しい街並でのウィンドショッピソグだけでも楽しかったです。バリで気になるファッションといえば、マソトとパ・ノッ、色はレッドとディープグリーソ、プロソズ色のバックやプーツが流行の様です。この色はむづかしいかなあ???髪もプロソト'じゃないし。ローマに入るとここは税金感覚がないみたい。食事だって料金表にはTax と書いてあるのに、いっさい請求されません。観光案内の方に聞いても、物品税がないから旅行者免税もないし、お酒だって空港で買う必要がないなどと云うのですが、これはウソ、空港の方が安かったですよ。ギリシャ、素敵だなァと思う商品はバリやローマから入ってて、これがもの悽く高いの、Tax の請求は受けませんでしたけど、日本車1台が400 万円もすると聞いて、輸入税が高いのかなあと思いました。各国を比較すると、税の関心が高い国ほど街並がきれいってことになるかしら?▼ フランス宝石店のカメオ(メノー).-8-